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代表 園原久仁彦のコラム(2015年03月)を更新いたしました。

根源  

命を守っている、食事。人間の体は、食べた物でできている。主食はおコメである。

この言葉の持つ、大変重要な意味を本当に理解しなくてはいけない。どの本を読んでもこうして食べたらいい、は書いてあっても、これが根本にある重要なことだとは書いていない。

根源的な重要なことは、何も取っ付いていない主食のおコメである。毎日、365日食べつづけているおコメ、この重要性を本当に認識されていないのではないか。主食の持つ、大変重要な意味=日本人の主食、おコメ。

野菜や、果物は、主食にはならない。あくまで主食のお供である。本当に重要なのは、主食のおコメである。そして化学物質が取っ付いていないことが、大変重要なのである。

化学物質=化学肥料、農薬、除草剤、これらは今、おコメつくりに田んぼのイネに投入している普通の作り方のイネである。

我々の作っている、イネはこれを使ってはいない。岩澤信夫生物共生型農法のイネつくりは、化学肥料も農薬も除草剤も使用しない。=何も取っ付いていないということはそのおコメだからである。

少なくても田んぼには投入していない。田んぼは生きものいっぱいの田んぼである。基点となる、水藻=太陽光と二酸化炭素と根からの栄養分等でデンプンを作り、酸素を水中に放出して、生きものたちの重要な酸素を出し続けてくれている。植物プランクトン、それを食べている動物プランクトン、ミジンコ、メダカ、ドジョウ、オタマジャクシ、タニシ、モノアライ貝、シジミ貝類、ヘイケホタルの幼虫、トンボたちのヤゴ、…数えられないほど生き物たちの楽園である。生態系ができている自然の循環が形成された、稀有な農法の田んぼである。毎日見飽きない楽しい田んぼである。その本当に安全な田んぼのイネたちは、化学物質を使わないでイネは育っていく。そして人間たちに重要な主食のおコメをプレゼントしてくれている。我々百姓は、おコメは作れない。おコメはイネが作っているのだ、百姓はそのお手伝いをしているにすぎないのである。だからお百姓さんがそのことをしっかり、理解しなくてはイネは作れない。

人間の体は、食べた物でできている。1体1だ、だから肥満も食べた物が重要だと先日講演してくれた、高名な医学者が言っていた。このことの重要さを本当に理解すると、主食のもつおコメがどれほど重要かが理解できる。化学物質がこの病気にこう作用している、それ除草剤の化学物質が、それ農薬のなにがと、列挙していたが、それらをしっかり理解した上でなにが重要かというと、根源的な元、はじめにお口に入れる食べ物、体は食べた物でできている=それが、何も取っ付いていない主食のおコメなのである。それと主食の大変重要なお供がお味噌汁である、具沢山のお味噌汁だ。栄養学が言っていることだ。

病気になった体を直してくれる物も食事である、お医者さんは対症療法で病気の体を、病原菌を薬と言う化学物質などでたたいてくれているが、体は食べた物で、免疫力をつけて病気に打ち勝つほかないのである。やはり食べた物なのである。化学物質は体にとって、異物なのだ。

我々の岩澤農法では、肥料はイトミミズたちが、田んぼの土の有機物を食べていてその排泄物、糞が肥料となっている。先生は一番いい肥料は、腸を通過した物だ、これがぼかし肥料となっている。田んぼには10a当り何百万匹のイトミミズがいて毎日食べつづけて供給してくれている。その糞がトロトロ層となって、雑草の種を被い、発芽させないで防いで入れてもくれる。

5.5葉成苗で植えられた野生化したイネの苗は、不耕起の硬い田んぼの土を蹴破っていくときに、根はエチレンと言うホルモンを出して固い土の中に根を発達させて成長していくが、このエチレンが病原菌の防御に重要な働きをしているらしい。農薬のいらない基点となっている。このように何も使わなくても、自然はしっかり丈夫なイネを育ててくれ、そして我々人間たちに主食のおコメをプレゼントしているのだ。宇宙の大きな循環としての田んぼとなっている。本当に驚きの、小宇宙が岩澤信夫生物共生型農法のイネつくり=冬期湛水・不耕起・移植栽培のイネつくりなのである。

何も使わないと、このように本当の安全なイネが育ち、安全なおコメを届けてくれるのである。根源的なこと、この重要なことをしっかり理解して、自らの主柱にすえなくてはいけない。病気になりずらい体、丈夫な免疫力をつけた体を主食のおコメを食べつづけて、お供の具沢山のお味噌汁と一緒に、日々を暮らしていくことが、本当に重要なことなのである。

医学も対症療法が主流である、栄養学も一日何カロリーが必要だと食べたものを分析しているが、根源的なことは、一番初めに口に入れる主食のお米の安全性をどの本も言っていない。医学書も同じである。

人間にとって、食べなくては生きていけないのであるから、根源的なことをまず言ってから、書かれているとはっきり理解できるのであるが、いずれもそれを書いてある本は、見当たらない。

水俣病で胎児性水俣病の重要なこと、それは胎盤を通過して化学物質が胎児に取り込まれて、発病したことからも、理解できるように食べたものは体は取り込んでいるのである。

今日、アトピー、アレルギー等医学が、医療機器がどんなに進んでいようとも、日本の現状は右肩上がりに、病気は増え続けている。癌に至っては国民の60%セントが罹病しているとニュースは報道していた。おおくの化学物質を食べ物から取り入れているためと想像できるのである。

主食のお米をしっかり見直すべき時が来た。またそれを作る我々百姓がしっかり理解して作っていかなくてはいけない。自覚が重要で、学ぶことが大事である。そして自らの主柱をしっかり立てることが重要だ。

 

日本不耕起栽培普及会  会長:園原久仁彦   2015年2月16