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代表 園原久仁彦のコラム(2015年5月)を更新いたしました。

何を持って、売るか… 販売することは、最も大事なこと!!

どんな製品でも、“売る”ことは最も大事で、難しい。特に農業に携わる我々にとって“売る”ことは慣れていない。 2004年自然耕塾千葉での、岩澤先生は“売る”ことの重要さを力説していた。生産は4割、販売は6割だ、しっかり販売を考えなくてはいけないよ!!…とおしゃっていました。証券会社が出発点であった私には“エツ…”販売か…販売の大変さをいやと言うほどやってきた自分には、自然のうちで汗をかき、解放されたいと願う百姓になりたいと、この神聖な職業と思っていたときの、イネつくりだったので少しがっかりした記憶があり、そうか販売か!百姓は自分で売ったことがな いので…農協~全農へ委託というシステムで鳴らされていたので、自分で売ることがなれていない。売って何ぼだよ…こ の生物共生型農法のイネつくり=冬期湛水不耕起移植栽培のイネつくりは注目されており、メダカ、ヘイケホタル、ドジョウ等々生きものいっぱいの田んぼ~自然の再興の田んぼそのものをシェアーすることが重要だ…と。ここで取れたお米を頂くことで、生きものを守っていく活動になる。これを一番の売りにしなくては…とおしゃっていました。どう売るか…考えた、2月に始まった塾は、先生との邂逅は目からうろこの、本当に楽しい日々でした。ちょうど長野県は千葉県と一ヶ月気候が違うので、勉強したことを次の月に実行する、8畝(8a)の田んぼを平衡して実践していたので、楽しみは倍加して、自然の中で開放されていく自分が実感できてそれはそれは楽しい日々でそれが今も継続しています。2004年の7月の夜9時過ぎ、いつものように水路に水がない、そっと水路を開けに毎晩行くのが日課となっていたときのモヤ~とする蒸し暑い夜、給水口の板を上げてほっとしたとき、目に飛び込んできたのが蛍の妖しい光でした。えっ蛍だ!感動しました、子供ころ我が家の前の用水路がまだ土水路であった頃見た以来でしたのでそのときのうれしさは今も 胸にあります。そしてそれが、村の仲間を揺り動かし、水路は冬も水を流す活動にも結び、お便りにいつもヘイケホタルのいる田んぼ…のキャッチフレーズを使え、ほたるの居る田んぼを創る会~長たらしい名だねと言われたけれど、それ が物語のある田んぼ作り、イネつくりとなり大きく販売にも貢献して、又自分を脱皮させていく強い気持ちを創っていきました。自信を持って人に語れ、誇りを自分に持たせる出来事でした。

物語のあるイネ作り!

普及の切り札、販売の強い自信、消費者に安全が目で見える田んぼ、…となっています。いま村には9ヶ所蛍の地区会があり、10年目となっています。その中心が岩澤田んぼのヘイケホタルが大きく担っており、温泉旅館がシーズン中見学者が絶えません。この田んぼのお米をください!と言われる田んぼです。目で見える安全!これが重要で、昼間のメダカと夜のヘイケホタル。いま長野県のレッドデーターブックに載るヘイケホタルと赤とんぼ…益々注目される田んぼです。3年目、村の仲間が11名増えるきっかけとなりました。その為には“売る”こ とができていないお百姓を説得するには、販売先を自分が見つけることだな…と、気が付いていたので、このほたるを全面に出し、名古屋のメーカーの社長を説得するために上京、手紙戦術、知人戦術、あなたの会社にとっていかにこのほ たるの田んぼが重要化をあの手この手でいい続けてきました。初めて上京したその夜までに販売したいすべてのお米を買い取ってもらう約束をもらい又不耕起の田植え機、播種機まで援助を手に入れて、村の仲間に呼びかけてその11名となりました。普及の切り札になり、苗の販売結びつき、村の仲間入りになり、現在は苗作り50名に発展し、地域の一番店になっています。最初から不特定多数のインターネットは使わないと決めていました。今も使っていません。しかし、自然耕塾5年目となり延べ90名の自然耕塾@高山村の塾生は“この物語を売る”ことを実にうまく使いこなしている塾生がいます。私が60kg=4万8千円で販売しているのに、なんと7万2千円の凄腕も居ます。地区のリーダーとなり村全体の特産物、祭り、イベントを“売り”込んでいます。移住もしています。

まず、自分の目の前の人を本当に大事にしていく。自分の未来を想像してそこに向かっていく実行力、継続性。それを身につけながら、“売る”にはどうしたらいいかを考え続け、実行策を見つけ、実践していくことが大事です。販売に唯一はありません、自分を売ることです。 一歩ずつ、前進していく戦術力を磨いていくことだと思います。このお米が、本物の安全、健康の一番の主食としてのお米で世界を動かす、それが想像でき、自分の誇りとなり、私は実践しています。お酒を造った塾生、世界に向かって、生産団体を作り仲間を増やしている塾生等、この安全なお米の力を信じて6次化販売を目指しています。

顔の見える消費者をお客様に、一歩一歩前進する=物語のあるイネつくりを!!